Principal's Greeting

来春、高校生になるみなさんへ

大東学園の学校案内をご覧いただき、ありがとうございます。
本校の教育や三者協議会、そして部活動などいろいろな取り組みについて、知っていただけたでしょうか?
私たち大東学園では、高校生活の3年間を“大人になる準備期間”として位置づけ、
幅広い体験を通して視野を広げてほしいと考えています。
私たちは、みなさんが“大人になる”ための最強のサポーターだと自負しています。
これから大東セミナーや大東祭(文化祭)、学校説明会が始まります。
ぜひ参加していただき、私たち教職員や在校生と出会ってください。
そして、大東学園をもっと知ってください。
お会いできることを楽しみにしています。

校長 原 健

校長通信

2021.9.3 2学期 始業式

~引き続きコロナ禍での2学期のスタートです
         一人一人の感染予防・健康管理が大切です~

 この夏休みの間に緊急事態宣言が延長され、引き続き、コロナ禍の中での新学期となりました。この間に東京都の一日の新型コロナウイルス感染者数は5000人を超える日が度々あり、厳しい状況が続いています。これだけの感染拡大ですから、夏休み中にみなさん自身やみなさんのご家族、近しい親せきや友人にも感染された方がいると思います。大事になることなく快方に向かってくださることを祈るばかりです。
 このような状況下での2学期の始まりです。そのため感染拡大防止のため、夏休みの2日間の延長、時差通学、1/2の分散登校、短縮授業でのスタートとなります。
 まずは自身の健康管理をもう一度確認してください。『毎朝の検温』は続けていますか。自分の平熱を上回るようなとき、少しでも体調に不安のある時は学校を休んでください。保護者からの申し出があれば「欠席」とはなりません。
 『手洗い』や『手指の消毒』をこまめにしていますか。学校に登校した時、授業の合い間、外出から帰った時など、何度でも石鹸での手洗いや手指の消毒を行ってください。下足室や各教室に設置している消毒液をどんどん利用してもらいたいと思います。
 きちんと『マスクの着用』できていますか。顔に合わせて隙間のないように着用してください。学校生活の中では運動時に熱中症が心配される場合以外、きちんと着用することが基本です。これは自分が感染しないため、また自分が感染者となった時に人に感染させないため・・・というだけでなく、誰かが感染した場合に周囲の人が濃厚接触者とならないためにも大切なことです。このような感染拡大の状況の中では、どんなに感染防止を心掛けたとしても、私もあなたも誰でも感染の可能性があります。社会のマナーとしてマスクの着用を守りましょう。
 学校生活の中では友人との『ソーシャル・ディスタンス』~距離感を保ち「密」を避けることも大切になります。必要以上に近寄らない、密接にならないよう注意してください。教室の中では難しい時もあると思いますが、大きな声を出さないなど注意をしてください。エアコンの使用中ですが教室の換気についてもみなさんも気を配ってほしいと思います。

~沖縄戦の語り部・元ひめゆり学徒隊の
          宮良ルリさんがご逝去されました~

『琉球新報』2021.8.16
 元ひめゆり学徒で、糸満市にあるひめゆり平和祈念資料館館長も務めた宮良ルリ(みやら・るり)さんが、12日午前4時6分、老衰のため那覇市内の病院で死去した。94歳。石垣市出身。自宅は那覇市松川。告別式は15日、家族で執り行った。喪主は次男光昭(みつあき)さん。1945年の沖縄戦当時、沖縄師範学校女子部本科1年だった宮良さんは「ひめゆり学徒隊」として沖縄陸軍病院に動員され、負傷兵の看護に当たった。解散命令後の6月19日未明、伊原第三外科壕(現在のひめゆりの塔の下)で米軍のガス弾攻撃を受け、多くの学友や教師を失った。戦後は教職に就き、退職後の1984年から資料館建設に携わった。89年の開館以降は証言員として県内外で戦争体験を伝え続けた。2010年4月から11年3月まで同館館長。10年8月には台湾の国立台東生活美学館から招待を受け県内平和資料館・美術館の館長らと共に訪台、体験を伝えた。その後も証言員として活動し、13年に引退した。同館の普天間朝佳館長(61)は「元気な頃の宮良さんの顔を思い出し、寂しい気持ちだ」と惜しんだ。伊原第三外科壕では、教師4人と学徒38人が犠牲となり、戦後も自分だけ生き残ってしまったという思いを抱えた。「証言員として活動する中で『体験を後世に伝えるために生かされたと思うようになった』と話していた。その思いが心の支えになったのだと思う」と話し、長年の活動をたたえた。

 大東学園の沖縄修学旅行は今年で24年目になります。そのための準備で私たちは沖縄へ何度も足を運びました。ずいぶんと前のことになりますが、私たちの泊まる小さなホテルの一室に宮良さんに来ていただき、沖縄戦の体験を初めてお聞きした時のことが思い出されます。修学旅行では何度も何度も大東の生徒たちへご自身の体験を語っていただきました。大東学園の沖縄学習の大切な恩人のお一人です。ここ何年か、今までお世話になってきた沖縄戦の語り部の方々の訃報をお知らせすることが多くなりました。ご自身の体験として直接戦争体験をお話しいただける語り部の方が少なくなってきました。それはこの76年間、日本では戦争がなかった事なのだと考えると良いこととも考えられます。ただ、そのお話を直接聞かせていただいた私たちの役割は何なのか、それを考えることがますます大切になっていると感じます。