Educational Philosophy

創立90年、受け継がれる建学の精神

創立者 守屋東の想い
守屋東

守屋東

創設者 守屋東が生徒たちに伝えていたメッセージ
「人の気持ちをわかる大人になって、広く世界へ羽ばたいていってほしい」

~女性創設者の夢や希望は100年たった今も輝いている~
今から120年ほど昔、1904年に大東学園の創立者 守屋東は『どんな人も差別をされずに教育を受ける権利がある』という信念をもった小学校の教員でした。これは、当時の日本ではまれ稀な考えでした。
守屋はこの信念を貫き、幼稚園や全国で初めての障がいのある子どもも治療と教育を受けることができる学校をつくりました。
また、戦時中は「戦火の中であっても教育を途絶えさせない」との思いから、ぼうくうごう防空壕の中でも英語教育を行っていました。
守屋の教育への信念、「誰もが大切にされるべき」・「すべての人は教育を受ける権利がある」は、時代を超えて今も大東学園高等学校に受け継がれています。

大東学園の教育目標

人間の尊厳を大切にする

人間の尊厳を大切にするってどういうことでしょう。
難しい言葉ですが、少なくとも自分を大切にし、相手も大切にする。そして、どんな人も大切にする。そのことが基盤としてあるのではないでしょうか。
大東学園は人と人とが「つながる」ことを通して、生徒一人ひとりの成長を目指す学校です。
お互いを大切に理解しあう。人と人とが「つながる」。そのことは「人間の尊厳を大切にする」ためにとても大事なことです。
「共に学びあい、成長しあう」「開かれた学校、三者(生徒・保護者・教職員)の協同でつくる学校」を柱として、さまざまな考え方、意見、立場、気持ちなどを理解しながら、お互いが「つながる」なかで人としての成長を目指しています。
大東学園は創立当初より守屋東の精神を受け継ぎ、教育目標を『人間の尊厳を大切にする』としています。すべての人が生まれながらに持っている“尊さ”を大切にする。
こうした理念を基に、生徒一人一人を大切にする教育、生徒が主役の学校づくりが進められています。

人間の尊厳を大切にする

「生徒が主役」です

学校は生徒が学び成長するところです。
「すべては生徒の手から始まる」。これは、体育祭、大東祭をはじめ入学式、卒業式も三者ですすめている、生徒たちのスローガンです。そして、生徒の成長のためのサポーターとして、保護者、教職員がいます。

人間の尊厳を大切にする

「共に学びあう」ことを大切にします

今まで勉強がわからなかったり、つまらなかったという経験がありませんか。
大東ではすべての授業において基礎からていねいに教えます。
さらに、数学Iダブル・英会話(英語)・「性と生」(総合)は、ひとクラスを二分割して、少人数授業を行っています。
みんなが意見を出しあう総合をはじめ、授業を通じて「共に学びあう」ことを大切にしています。

「一人ひとりがつながる」学校です

将来皆さんが旅立つ社会は人と人とのつながりで成り立っています。そのつながりの中でみなさんはこれから自立して生きていきます。
大東学園は「一人ひとりがつながる」ことを大切にしている学校です。
生徒と生徒がつながる。生徒と先生がつながる。そして、生徒と保護者と先生がつながる。より多くの人とつながることが、人として成長するためには大切なことです。大東学園は、社会へ旅立つ準備がしっかりとできる学校です。

生徒が主役