原校長の朝礼の様子をお伝えします。（以下の文章はスペースの関係で要約しています）
「さて、朝会という形でお話しするのも、今日が最後です。
卒業式まであと1か月半となりました。今日はその前に控える「送別会」についてお話ししたいと思います。
「送別会」で印象的なのは、やはり「学年合唱」ではないでしょうか。
１年生、2年生は毎日学校に通っていることもあり、しっかりと練習を重ね、「3年生に負けない合唱を作り上げるぞ」という意気込みで臨みます。昨年の君たちもそうでしたね。
一方で、3年生は限られた登校日の中で練習を行います。3年間の集大成として、最上級生らしい「すごさ」を見せる合唱を完成させてきます。大東学園での高校生活を終え、新たな世界へ旅立つ覚悟が伝わってきます。
話は少しそれますが、皆さんはなぜ大東学園に毎日通ってきたのでしょうか？
もし、卒業だけが目的ならば、通信制や単位制、高校卒業資格取得用のインターネット学習などでも良かったはずです。それでも皆さんが学校に通った理由とは何でしょう？
多くの友達や仲間とつながり、一緒に勉強したり話し合ったり、部活動に取り組んだりすることに「意味」があったからではないでしょうか。
合唱ではパートに分かれ、伴奏者や指揮者もいます。それぞれが役割を果たしながらハーモニーを合わせて完成させるものです。
一人では絶対にできません。
多くの人々がつながることで初めて完成する――それこそが学校生活そのものの「意味」を象徴しているように思います。
あと2週間ほどですが、「旅立ちの日に」向けてしっかりと仕上げ、大東学園の世代交代を鮮やかに成し遂げてください。
楽しみにしています！」
